
(STORY)
地球はかつての青と緑を失い、音も声も祈りも消えた。そんな世界に残された人間は、かつて命が息づいていた過去へ語りかけるように、全てを記録し始める。
「森が死んだ朝、水が毒に変わった日、鳥の声が消えた夕暮れ……」
それらは人類が便利さの名のもとに目を逸らしてきた現実であり、取り返しのつかない選択の連なりだった。
しかし、完全な沈黙の中で、一本の木を見つける。それは、誰かが信じて残した命だった。その時、彼は気づく。
「終わりの中にも、始まりがある」と──。
物語は、やがて語り部の未来からの手紙として結実し、過去の人類の心に直接届けられる。それは、過去に生きるあなたへの最後の問いかけであり、選択肢である。
— 2026 summer coming — by omix film